2012年3月21日水曜日

プロアクティブとDHC。。

プロアクティブとDHC。。

プロアクティブかDHCのアクネコントロールトライアルキットのどちらかを試してみたいと思っています。今日常的に使用しているのはDHCの洗顔料、化粧水、乳液、オイルなどです。ニキビが治ったりまたできたりの繰り返しで、いっそキレイにしたいのですが、今のままではなかなか叶いそうにないので、新しいものに手を出したいのですが、プロアクティブは逆効果になったという方の声もよく聞きます。あえて比べるなら、どちらを選んだらいいでしょうか?詳しい方がおられましたら、アドバイスをお願いします。







現在はDHCのアクネラインではない物をお使いなのですね。

ニキビも様々な理由でできますから、ご質問内容だけですと、肌質もわかりませんので、どのようなお返事が適切か考えながら書いております。

肌質ですが、プロアクティブもDHCのアクネコントロールシリーズも基本的に、脂性肌で、角質層が厚い方に向いている商品です。乾燥脂性肌の方で、ニキビ肌の方には向かない商品だと思います。



まず、プロアクティブには洗顔料、デイクリームにサリチル酸というピーリング作用のある酸が配合されています。また、デイクリームにはビタミンA油(レチノール)というターンオーバーを促す成分が入っており、こちらも角質が薄くなる成分です。ラインで使った場合、肌がどんどん薄くなり、乾燥します。乾燥する結果、さらに皮脂がでてニキビが悪化するといったことになる、心配があります。

次にDHCには全ラインにサリチル酸が配合されています。結果上記のようになります。



その他の有効成分で両者を比較した場合、プロアクティブには洗顔と、化粧水にニキビの炎症を抑えるグリチルリチン酸が入っているのは好ましいと思います。また、化粧水にはカモミラエキスが入っており、こちらは炎症止めの他美白作用もある成分で、皮膚科医もお奨めの成分です。難点としてはアルコールがかなり入っているので、アルコールに弱い方にはお奨めできません。

DHCはサリチル酸以外は、いくつかの植物成分が入っていますが、メジャーな物では無いようです。ただしアルコールは入っていないので、アルコールの刺激を心配する必要はありません。



以上から判断すると、質問者様の肌質が脂性肌で、角質も厚く、アルコールの刺激がだいじょうぶなら、プロアクティブの方が少なくとも成分を見る限りではDHCより格段に良いようです。しかし、夜用クリームはポリマーという樹脂系の成分が多用されているので、お奨めではありません。国産でよい物がたくさんあると思います。

乾燥脂性肌でアルコールの刺激がだいじょうぶなら、プロアクティブの化粧水のみ使い、他はご自分の肌質に合った油分が少なめの保湿美容液やクリームを選ぶと良いと思います。またピーリング洗顔も毎日行なうのではなく、週に一度くらいのペースで行なってはいかがかと思います。DHCにはすべてにサリチル酸が入っているので避けた方が無難です。



補足拝見しました。ニキビは寝不足、生理前などのホルモンバランスの変化でもできたりします。その程度でしたら、わざわざ使うべきお品では無いようです。乾燥からできるニキビでしたらむしろ保湿が大切ですしね。いずれにせよ、古い角質を取り除くピーリングなどの、お手入れはご自分の肌質に合った方法でおこなうと良いです。私でしたら週に1度だけそれも額と髪の生え際のざらつく部分のみ、ピーリング成分の入ったふき取り化粧水で角質ケアをしています。ニキビ予防にはビタミンC誘導体が入った化粧水を使うと効果があります。また、ニキビが出来ている時はオイルは使わない方が良いですよ。

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